次の日、滞りなく基礎のコン打ちは終わ■た。ただ一点を除いて。 かなりの生コンが余■てしま■たのである。「どうして余■た?」と焦る山田だが、そんなことより、 待機している生コン車をそのままにはしておけない。 時間が経■て固ま■てしまう前になんとかしなければ、しかし、まさか、どこかに捨てる わけにもいかない。
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