建設業青年部×県公共3部
下請け表彰の創設を

県建設業青年部会(森山崇会長)は20日、鹿児島市の県建設センターで県公共3部(土木・農政・環境林務部)との意見交換会を開いた。業界側から、下請け表彰の創設や工事発注前の設計精査、資材価格の高騰を踏まえた柔軟な対応等を要望。初のグループ討議も行われ、週休2日やインフラDX、担い手確保をテーマに課題を共有した。
会には、青年部会から役員ら28人、県から土木部の木佐貫浄治次長ら21人が出席。全体協議とグループ討議の2部制で行った。
業界からの要望事項に基づく全体協議では、県内の専門工事業者を評価・育成する観点から、国にならった下請け表彰の創設を要望。「対象事業者を下請けで使えば工事成績評定で加点するなど、県内全体の建設業者に目を向けた表彰制度にしてほしい」と求めた。