薩摩半島横断道路計画
藤本副知事 実現へ調査開始

南薩地区総合開発期成会(会長・本坊輝雄南さつま市長)は4日、鹿児島市の県庁で藤本徳昭副知事に対し、南薩地区の振興に関する要望活動を行った。薩摩半島横断道路を藤本副知事は「地元協議会等から毎年、建設にかける地元の強い要望を認識している」と述べ、「今後、実現に向けた調査等を進めることにしている」と一歩、踏み出した内容を明らかにした。
同道路は、南薩縦貫道と指宿スカイラインを軸に、南さつま市と指宿市を結ぶことが見込まれている。新広域道路交通計画のおおむね20~30年後を見据えた中長期的な視点では、起終点が決まっていないなど、個別路線の調査に着手している段階にない道路の構想路線に選定。