南九州市新庁舎建設 検討委が答申書提出
基本設計はプロポ採用へ

南九州市の新庁舎建設に向けた検討委員会は26日、塗木弘幸市長へ基本構想・計画に関する答申書を提出した。次なる段階として2022年度着手を目指す基本設計の業者選定にあたって公募型プロポーザルを採用する見込み。当初予算で委託料の承認を得る構えだ。
答申書に盛り込んだ整備方針は、①本庁方式②延床7000~7500㎡程度、敷地面積2万2000㎡(目安)③建設地・知覧農業振興センター敷地内-など。45億円規模の概算事業費(工事費ほか経費)を掲げてきた中、物価上昇等が発生した場合に施設規模や費用の見直しも求めた。
市は今後、3月議会にも庁舎位置の条例変更に伴う議案を提出する見通し。基本設計について、当初予算で委託料承認を得れば5月前後のプロポ公告、7月をめどに契約締結したい考えを明らかにしている。