県内自治体の地域平準化率
全国平均上回る0・71
県内自治体(県、43市町村)の発注工事に関する2020年度の地域平準化率が全体で0.71まで上昇したことが明らかになった。前年度から0.1ポイント増え、追い付いていなかった全国平均(0.69)を若干上回った状況。機関別では、県が年次的に改善している一方、市町村が乱高下しているのが気にかかる。最高値は伊佐市の0.99だった。
平準化率は、当該年度の月平均稼働件数に対する4~6月の平均稼働件数をベースに算出。コリンズに登録された契約金額500万円以上の工事を対象とし、数値が「1」に近いほど平準化が図られていることになる。国土交通省が改正品確法を踏まえて設定した「新・全国統一指標」に基づいて集計し、各ブロックの発注者協議会でフォローアップしている。