屋久島町 ごみ焼却施設解体
2025年10月29日号(2面に掲載)
今年度の設計入札へ/S造4F4304㎡
屋久島町は、クリーンサポートセンターの炭化・電気溶融施設(可燃ごみ処理施設)を解体する見通しだ。建物規模はS造4階建4304㎡。2025年度中に解体設計の入札を計画し、27年度の着工を目指す。
炭化・電気溶融施設は、06年4月に稼働して以降、老朽化が進んでいる。処理能力は炭化設備が26t/24h、溶融施設が4.4t/16hとなっていた。現在、故障のため稼働していない。
同センターでは、炭化・電気溶融施設の維持管理費も踏まえて敷地内に新たな可燃ごみ処理施設を整備している。22年度に設計・施工を一括とする総合評価一般競争を公告し、現在もテスコが建設を進める。
24年度の終了予定だったが、地中障害物の影響や給水関係の見直しによる設計変更等で工期を延長。10月の完了を目指す。25年度当初予算に工期延長に伴う同1億3000万円、既存解体の委託料約1000万円を計上した。
解体設計は、新たなごみ処理施設の完成後に着手する計画。現時点で入札時期は未定だが、なるべく早めに業者選定をしたい考えだ。25~26年度にかけて業務を推進する。

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