20日、県議会開会 塩田知事施政方針
2026年02月20日更新
新産業用地/霧島市内の土地で/開発事業者公募
企業の稼ぐ力の向上に向け、新たな産業用地の確保が課題となっている。塩田康一知事は「企業が進出の条件で重視するインフラの整備状況から5カ所のうち、霧島市内の土地で民間との連携による整備を目指す」ことを表明。また、2026年度は周辺住民や地権者等に対する説明会の実施や開発事業者の公募等を行うことを20日、第1回県議会定例会の冒頭、施政方針の中で明らかにした。
新たな産業用地の確保は25年度、適地の可能性が高い5カ所(北薩1カ所、姶良・伊佐2カ所、大隅2カ所)のエリアから、地権者調査や地質・地下水調査、開発事業者等へのヒアリングなどを実施し、選定を進めていた。
また、データセンターの立地で国は、電力インフラが整っている地方に分散を推進するため、有望な地域をGX戦略地域として指定し、必要な支援を行うことにしている。
県では、指定に向けた国の公募に対し申請を行ったほか、大規模データセンターの立地に対し、企業立地促進補助金の上限額を拡充する。
■振興局・支庁の再整備
大島、現敷地に
南薩は工事着手
地域振興局・支庁庁舎の再整備のうち、大島は本庁舎の位置は奄美市からの提案「現在の本庁舎敷地を整備候補地とした」と説明。
駐在機関等は、本庁舎へのアクセスなど区域の特性等を勘案。検証の上、統合・再編を行い、8月ごろを目途に方針を取りまとめ、30年度末ごろまでに再整備を行う考えを示した。
先行する南薩は、28年度初めごろの供用開始を目指し、26年度中に建設工事に着手する。建設地は南九州市の県立保健看護学校跡地。建物規模は本館がRC造3階建約5250㎡、別館はW造平屋建て約1240㎡の計約6490㎡-など。
■洋上風力発電
来月、研究会
洋上風力発電は、薩摩半島西方沖で現状等の情報提供や導入の可能性を検討する9回目の研究会を3月に開催する。国で準備区域に整理された「いちき串木野沖」の利害関係者等との調整状況を報告するほか、26年度の国への情報提供に向けた検討を進める。
■鹿児島空港駐車場
700台以上必要
国が実施する立体駐車場の整備を含む機能強化に向けた委託調査で、現在の駐車可能台数から最低でも700台以上の容量拡大が必要。次回検討会を近く開催予定で、調査の結果概要が示される。

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