全国特別重点調査
2025年10月30日更新
要対策延長は4.4km/鹿児島市水道局
鹿児島市水道局は、下水道管路の全国特別重点調査に伴う優先箇所の調査結果を明らかにした。対象は1994年度以前に設置された内径2m以上の下水管路のうち、管路の腐食しやすい箇所などを含む優先的に調査する12.857kmが完了。テレビカメラや潜行目視による調査を実施した結果、緊急度Ⅰと判定された中で要対策延長は4.41kmだった。
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\n 調査は、1月に埼玉県八潮市で発生した下水道管路の破損に起因すると考えられる道路陥没事故を受け、国土交通省から実施要請のあった「下水道管路の全国特別重点調査」に基づき、管路内の調査を実施。
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\n この結果、緊急度Ⅰと判定された5.981kmのうち要対策延長は4.41km、緊急度Ⅱと判定された4.199kmのうち要対策延長は2.502km、異状なしまたは軽度の異状は2.677kmだった。
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\n また、空洞調査は12.857kmのうち4.473kmで実施し確認されなかった。残りの8.384kmは、11月末には完了する見込み。
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\n 現時点では、直ちに大規模な道路陥没につながるような重大な破損等は確認されず、安全性に問題ないと判断。
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\n 今後の方針は、引き続き点検・調査を適切に行うとともに、改築・修繕を着実に実施し安全性の確保に努める。

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