れいめい高若手育成PJ
2025年10月31日号(6面に掲載)
校舎前に日よけ設置
れいめい高校工学科の生徒を対象にした産学官連携による若手育成プロジェクト(リーダー・山本誠道県建設業青年部会宮之城支部長)の施工体験が28日、薩摩川内市の同校であった。工学科の2年生18人が校舎前に日よけを設置する実習に挑戦。一連の工程を目を輝かせながら体感した。
2025年度3回目となった若手育成PJ。今回は施工編とし、校舎前に日よけを新設する実習を行った。
生徒は床掘から基礎工、柱の設置など、施工の一連の流れを体験。施工時の留意点など、メンバーのアドバイスを受けながら取り組んだ。
意義深い実習に、植村惺(さとる)さんは「型枠などコンクリートの作り方も初めて学んだ。この経験を将来に生かしたい」と話した。
リーダーの山本氏(薩摩建設)は「生徒たちが楽しそうに取り組んでくれたのが何より。少しでも興味を持って、建設業を志してくれたら」と期待を込めた。
次回は12月、現場見学や重機体験などを行う予定。
今回の参加機関・団体は次の通り。
九州地方整備局川内川河川事務所 県北薩地域振興局建設部 薩摩川内市 県建設業青年部会宮之城支部

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