鹿児島建設新聞

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Profile

 鹿児島工業高等学校土木科、福岡大学工学部土木工学科卒業。民間建設会社勤務を経て、昭和48年10月、26歳で福田測量事務所を創業する。平成6年に現在の大福コンサルタント株式会社に社名を変更する。本社を鹿児島市東郡元町17番15号に構え、鹿児島県内含めて九州全域に13支店、2営業所を設置し営業展開をしている。今年で創業45年目を迎える。また、一般社団法人国土建設技術研究会理事長、鹿児島商工会議所常議員、鹿児島県法人会連合会理事(厚生委員長)、鹿児島県宅地開発技術者協会会長を歴任する。趣味は、読書、ゴルフ。家族は、妻・美穂子さんと二男一女の5人。日置市吹上町出身の71歳。

 創業に至った経緯は、両親に苦労させて大学まで行かせてもらい「その両親に恩返しをしたいという思いから」。創業当時は、鹿児島市内で宅地造成がブームとなっており、民間会社を顧客として、測量・開発行為・登記を主体とした事業をスタートさせた。事務所は、真砂町に中古住宅を取得し、夫婦二人での出発だった。創業当初すぐに事業が安定する訳でもなく、資金繰りに奔走することもあったが、「コツコツ地道に誠実に」をモットーに努力を重ねた。

 会社経営も軌道に乗り始め、小さいながらも社屋を持ち安定した経営状態になってきた頃(平成6年)、さらにより良い会社へ向けて顧客からの信用を高めるためには「社員のモチベーション、技術力向上を図る必要がある。そのためにも環境が整った社屋が必要」と決断。東郡元町に土地を取得し、社屋を建設する計画を社員へ提示した。これを実現するために、新たな経営理念・経営ビジョンを打ち出し、全社員一丸となって結束することを呼びかけた。この日をきっかけに「会社繁栄と共に社員全員が笑顔で幸せになるという思いを共有することができた」と、これまでを振り返る。

 経営理念は、「〝お客様の満足〟を常に大切にして、夢のある豊かな未来に貢献する」。好きな言葉は、「切磋琢磨」。社員の個々の努力を求める代わりに、常に社員やその家族の幸福、地域社会に光を当てる経営を貫く。

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 創業以来、建設コンサルタント業には必須と言われる資格取得に積極的に取り組んできた。技術士25人、工学博士2人を始め、社員104人で資格保有数は延べ438資格にのぼる。その数と層の厚さには定評があり、社員一丸なってさらに磨きをかける。今後も資格取得のために外部講師を招いての研修会、社員の福利厚生と報奨金制度、資格手当などで支援を積極的に行う。

 業界関係団体の役員としても活躍。一般社団法人全国測量設計業協会連合会副会長を務めていた平成17年5月、日本地図を歩いて完成させた測量の父・伊能忠敬の大地図展「伊能忠敬in鹿児島」のイベントを鹿児島アリーナで開催。関係団体、会員企業の協力をいただきながら資金集めから開催までをやり遂げた。伊能日記を現代語訳して歴史を紐解き、当時の伊能忠敬の苦労を偲んだ。イベントには全国から2.5日で1万7500人が来場、伊能地図を透明シートで覆って、その上を見学者に歩いてもらう体験会は圧巻だった。「測量に携わる者としてなんとか成功させたい」という福田社長の熱い思いが花開き、実を結んだ。

 新技術への取り組みにも意欲的で、社内に空間ソリューション部門を立ち上げ、ドローンによる空撮、三次元処理、パノラマ映像作成、3Dレーザースキャナー等を導入。また、先進企業との技術提携にも意欲的で、時々刻々と進む最先端事業への対応も欠かさない。

 昨年10月の会社創立45周年の節目に当り、「楽な方向へ逃げるな。常に強みを高める専門家集団となれ」と叱咤激励した。今期のスローガンは、「足元の目標を成し続け、自分の人生を高めよ」である。ここにも常に基礎をしっかり固めるという神髄があふれる。

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