鹿児島建設新聞

中外電工 内門政人

Profile

加世田高校から大阪経済大学経済学部に進学。卒業後、電材卸会社、家電店経営、電気工事店勤務などを経て、平成元年中外電工に入社。平成23年から代表取締役に就任。鹿児島県電設協会理事。趣味は船釣り、映画鑑賞。居酒屋巡り。南さつま市(旧金峰町)出身の67歳。

「社会にとって必要な企業であり続ける」という信念を礎に、4代目社長として昭和40年創業の電気工事会社をけん引する。家電店経営等の経験もあり、地域密着で顧客第一主義を大切にする心得が今を支え、技術レベルを磨くのは勿論、工事後のアフター・メンテナンスにも細心の気配りを忘れない。この思いが会社の成長を後押しする。モットーは、技術を通じ社会貢献、環境との調和を図る。

施工物件

同社は、川畑修三氏が昭和40年に有限会社として清水町で立ち上げたのが始まり。その後、紫原に会社を移転。平成2年に西陵1丁目に新社屋を建設、現在に至る。創業当初は電気工事店の数もまだ少なく比較的好調な推移を見せていたが、業者数の増加に伴い競争が激化した。同52年6月に中外電工㈱に組織変更、同59年に宮崎県都城市の九南グループ傘下に入り、再出発した。霧島、鹿屋、志布志に営業所を開設。人員体制を整える中で、2016年度電気部門県内完工高は13億8500万円の11位と経営基盤を安定軌道に乗せる。

内門社長にとって、県内のある企業に勤めた経験が大きな転機となった。この企業は、市場の変化、社会のニーズをしっかり見極め、技術とサービスの向上を柱に新規事業への参入など斬新な取り組みで知られる注目度の高い企業。仕事が面白くなり「いいことはトコトン学ぼう」と懸命に仕事に取り組んだ。ちょうどそのころ、中外電工の先代社長から「うちに来ないか」と声がかかり、社員として迎えられた。少々戸惑いもあったが「チャンス」と、受け入れた。

「経営者としてはまだまだ力量不足」。試行錯誤する中で、必死に会社経営と向き合った。そうこうするうちに、「会社は社会に必要であれば残っていく。逆に必要とされなければ淘汰される」。揺るぎない信念を胸に経営者としての再スタートを切り、今がある。

社是は「人間創造、人間道場」。企業と人間を磨く道場と位置付け、その中で安全、誠心、礼儀、忍耐、協調を大切にする精神を職場に根付かせたい—との九南・創業者の思いが込められている。会社は創造力を試す道場で、社員全員が心を一つに成長するという理念にも心惹かれた。

人間創造、人間道場

コツコツと会社の実績を積み上げてきた中、「更なるスキルアップこそが今後の会社発展のカギを握る」と、社員の技術向上に向け資格取得などを強化、セミナー、研修会への参加、褒賞金、資格手当などを設け、積極的に支援してきた。従業員数56人のうち資格取得者は一級電気工事施工管理技士など48人にのぼる。最初から新規採用に重点を置き〝中外電工マン〟として育てる戦略にも力を入れる。社員の平均年齢は40歳代前半と比較的若く、中堅も着実に育っている。飲み方とコミュニケーションの造語として生まれた「ノミュニケーション」を常日頃から大切にしている。社員の融和も、協力業者の関係もこの場で育まれる。このほか、無事故、無災害の安全対策にも全力で取り組み、万全を期す。

目指す企業像は「人間性と信頼性に裏打ちされた存在価値のある企業。そして多彩な要望に確かな技術で応える企業」。それは「仕事、会社、仲間が好きで、社員が日々の仕事に自信を持って臨める活気ある楽しい職場」に通じる。会社成長のカギは「仕事・会社の魅力度アップ」と、明快に答え前を見据える。好きな言葉は、義理人情。「もらった恩は返す」。商いの心を大切にする。

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